植物療法士に聞く!心地いい香りを楽しむアロマの活用術!

植物療法士に聞く!心地いい香りを楽しむアロマの活用術!

アロマを始めてみたい!と思っても、アロマポットやアロママッサージなどいろいろなものがあって「どれがいいの?」と迷いがち。そこで植物療法士で、ルボア フィトテラピースクール代表の森田敦子さんにアロマの上手な活用術ついて教えていただきます!
女性の味方!アロマで不調を改善! 森田敦子さん

アロマポット・アロマディフューザーなど芳香浴の上手な活用術

アロマのある生活をはじめようと思ったら、まず手に取るのはアロマポットやアロマディフューザーかもしれません。これらにはどんな効果があるのでしょう?

植物療法士で、ルボア フィトテラピースクール代表の森田敦子さんにお話をお伺いします!

「アロマポットやアロマディフューザーは芳香浴ができるのが特徴。芳香浴とは、香りを空間に分散させ、自然な濃度で楽しみながら香りの効能を得ることができる方法の一つです。以下のような方にピッタリですよ」(森田さん)

* 気分のリフレッシュをしたい方
* 空間の香りを変えて自分の心身を整えたい方 など

「好きな香りで自分のスイッチをオフにするということは心身のリフレッシュにはとても大切なことなので、特に寝る前や一人でリラックスしたいときに上手に使えると良いですね。

慣れてきたら、運動をするときには『抗菌効果のある香り』、子どもが勉強するときは『興奮を鎮め集中力をアップする香り』というように使い分けるのも楽しいですよ」(森田さん)

芳香浴のポイント・注意点

アロマポットやアロマディフューザーを使う際の注意点はありますか?

「寝る前に好きな香りを焚いたり、好きな香りのオイルでマッサージをするという方も多いことでしょう。ですが、寝る直前に強い香りを嗅いでしまうと強い刺激で目が覚めてしまう場合もあります。

たとえばラベンダーの香りで副交感神経を優位にし、質の良い睡眠をとりたい!というときも、寝る直前に香りを嗅ぐのはおすすめできません。寝る1時間ほど前からディフューザーなどで緩やかに香りを嗅ぐようにしましょう」(森田さん)

アロマバスは婦人科系の不調・肩こりや頭痛改善に!

アロマの香りに包まれながらお風呂が楽しめるアロマバスも魅力的ですが、どういった方や症状におすすめですか?

「アロマバスは精油の効果はもちろんですが、しっかり体を温めて血行を促進することで、以下のような体の不調を緩和できる可能性があります」(森田さん)

* 冷え性
* 婦人科系の不調がある方
* 肩こり腰痛、頭痛などの症状のある方
* 疲労がたまっている方  など

「夏は暑いため入浴をしない方もいるかもしれませんが、そういったときは手や足だけをお湯につける『部分浴』がおすすめ。体の冷えとコリがほぐれます」(森田さん)

アロマバスのポイント・注意点

アロマバスのポイントや注意点を教えてください。

「浸かる際は、38~39度くらいのお湯に15分ほどしっかり浸かるのがポイントです。ただ、浸かる時間は目安で体調などに合わせて調整することも忘れずにしてくださいね。体を温める効果のある日本酒や精油を使ったバスソルトを入れるのもおすすめです」(森田さん)

バスソルトも手作りできるのでしょうか?

「とってもカンタンですよ!『天然塩大さじ2~3』に『精油3~4滴』を入れてよく混ぜ合わせるだけ。湯船のお湯にしっかり溶かしてから浸かりましょう」(森田さん)

アロママッサージは冷えやむくみの改善に最適

エステに行けばアロママッサージを受けられますね。これはどういった効果が期待できるのでしょう?

「精油の効果を皮膚から吸収して効能を得られるのはもちろん、香りのリラックス効果も期待できます。以下のような症状のある方に特におすすめです」(森田さん)

* むくみ
* 冷え
* 筋肉疲労などある方
* 運動不足や同じ姿勢でいることの多い方
* 妊娠中や更年期の方 など

香りだけでなく皮膚からの効果も得られるとは期待大です!

アロママッサージのポイント・注意点

アロママッサージを自分で行う際の注意点はありますか?

「そのまま肌に塗ってよい精油はわずかです。基本的には『植物オイル』やお手持ちの『マッサージオイル』『クリーム』などに混ぜて使います。

肌が弱い方は初めに腕の内側に少量塗り、パッチテストをおこなってからマッサージをはじめましょう。肌が赤くなったり痛み痒みを感じたときは使用しないでくださいね」(森田さん)

アロマをタオルやマスクに塗る、空間にスプレーする

マッサージの仕方がわからない、ハーブティを継続的に飲むのが慣れないといった方でも日常的にアロマを取り入れられるような方法はありますか?

「アロマをタオルやマスクに塗る方法は誰でも取り入れやすいのでおすすめ。以下のような症状の方に最適です」(森田さん)

* 眼精疲労
* 肩こり
* 風邪などの予防 など

「仕事帰りのパートナーに『アロマホットタオル』、学校で風邪が流行っているお子さんには『アロマの空間スプレー』で部屋を除菌をしたり、『アロマのマスク』で予防をするなど、自分のケアはもちろん家族のケアにもぴったりです」(森田さん)

アロマのタオル・マスクのポイント・注意点

アロマタオルの上手な使い方を教えてください!

「ドライアイや眼精疲労でお悩みのときに効果的なのがアロマタオルです。お湯(500mlほど)に『ラベンダー』や『ローマンカモミール』の精油(2滴)を加えてよく混ぜます。

そこにタオルを入れて絞り、目元にあてましょう。目の周りの血行をよくしてリラックスできるのはもちろん、香りの効果で癒されながらケアできます。肩や腰に当てるときは塩を混ぜても良いでしょう」(森田さん)

一方、風邪の予防や咳・鼻水がでたときにはアロマのマスクも有効だとか。

「『ユーカリ ラジアタ』をマスクの内側に1滴たらすと良いです。合わせて『ティートリー』の精油を水に入れてうがいをするとさらに効果的でしょう」(森田さん)

アロマは香りを楽しむだけでなく、ホットタオルやマスクにつけても効果的とは! さっそく試してみたいですよね。これからアロマを日々の生活に取りいれてみてはいかがですか。
■この記事は編集部&ライターの経験や知識に基づいた情報です。個人によりその効果は異なります。ご自身の責任においてご利用・ご判断ください。
■監修
森田 敦子さん
ルボア フィトテラピースクール代表 植物療法士

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